馬の分娩

こんにちは、Sazamiです。
今回は馬の分娩についての資料を紹介していきたいと思います。

馬の分娩

1、分娩時期の特定

排卵日より特定

  • (妊娠期間333日 ±2週間)→(11か月±2週間)

乳房の状態

  • 乳房が徐々に膨張し、直前に初乳を漏らし、ヤニをつける
  • 膨張した状態で持続場合や分娩後急に膨張する場合
  • 個体差がある

郡内での状態、放牧地の状況、気温など、広く環境を考慮

  • 馬の栄養状態、健康状態、既存分娩の経過、年齢等も考慮

 

以上のことより厩舎に入れ、分娩準備を整える

健康管理―栄養状態により給餌方法を考慮する

  • 粗飼料削減、濃厚飼料給与
  • VAD3E ESE  ユベラ アドヘルス酸

ブラシ掛け、策定、陰部周辺と乳房を清潔にする

約1週間前より検温開始(朝・夕)

2、分娩日の特定

  • 検温―体温変化と他の兆候があれば、1~2日で分娩する(0.2~0.5℃下がる)
  • 乳房―膨張の程度、ヤニ等
  • 陰部拡大、粘膜紅潮
  • 尾根部(仙座ジン帯)、至急膣部、後躯の筋肉の弛み
  • 起臥を繰り返す
  • 頻繁に尾を振る
  • 頻繁に糞尿を繰り返す
  • しきりに後を気にする、鼻を鳴らす

以上のように、普段と異なり落ち着きがない、あるいは軽い仙痛のような様子が観察される。

発刊、破水が観察されればまもなく分娩

※準備するもの

消毒薬、ポリ手、ヨーチン、ESE(子―2ml、母―3ml筋注)、グリセリン浣腸

抗生物質、ロープ、タオル、お湯、石鹸、哺乳瓶、裁合具など

分娩日には、寝ワラを十分に補給しておき、分娩直前はホコリ防止のため補給しない。

落ち着いた環境を整えるよう努める。

3、分娩時と分娩後の処置

  • 分娩が始まれば、緩く尾を肩から取り尾巻きをする
  • 陰部周辺に汚れがあれば、消毒薬の入ったお湯で清掃
  • 横臥した位置が悪い時は壁際等に移動する
  • 特に問題なければ馬を刺激しないように静かに監視する
  • 前肢の上に頭を乗せ、蹄が下を向いている、又は後肢が見え蹄が上を向いている

これ以外の状態は正常位ではない

  • 分娩後、羊膜をかぶっていれば、破って出してやる
  • 鼻に指を入れて、息をさせる。しない時は顔や胸部をたたき、刺激を与えて活気づける
  • ESEを母馬、仔馬に注射する
  • 1時間以上立てない時、乳を飲めない時には必要最低限の援助を行う
  • 浣腸を行い、胎便を出す(確認後、量が不十分な場合さらに浣腸)
  • 胎便、初乳を飲んだことを確認する
  • 危惧、不都合が無く仔馬母馬ともに異常がないことを確認できれば、不必要に刺激を与えずに退散する(だが、刷り込みトレーニングを行う場合はこの時点でトレーニングを行う)
  • 分娩後、発情下痢が収まるまでは、母子ともに栄養状態、健康状態の監視に特に十分行う

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