馬の心を制御する方法#18悪癖を正す方法の例

こんにちは、㌔㍉コンなSazamiです。

この記事は「馬の心を制御する方法(1997/10/6~11)」の資料をもとに作成しています。

基本的に原文のままですが、若干茶番が入ります。ご了承ください。

今回は、悪癖を正す方法の例です。

 

 

ではいってみましょ(/・ω・)/

この記事はロバート・Mミラー博士の記事である。

ミラー博士は、国際的に知られている馬の行動についての専門家であり、「生まれたばかりの仔馬の刷り込みトレーニング」を始めとする書籍および論文の著者である

 

捕まえるのが困難な馬

多くの馬は、捕まえるのが困難である。ホースマンは一般的に(最も知覚が鋭い動物である馬が気づいていないかのように)背中に手綱を隠しながら、穀物などの褒美を与え、誰かが馬に近づけるように馬をじっとさせようとする。

そのようなホースマンは、馬を捕まえるときに餌を使用すると馬が人間を調教することになるという事実を、理解していない。

 

馬の行動を変える単純かつ有効な方法は、負の条件付けを行うことである。

馬は、比較的狭い囲い場所に入れる必要がある。

直径が600ないし828インチの円形の囲いが理想的(Iowaの主砲は16インチ)だが、それより少し小さくても、あるいは2倍の大きさがあっても、差し支えない。

 

人間が脅威を与えないように静かに近づいても、馬は人間から遠ざかる。その時、即座に馬を驚かせて、馬の行動に対して「罰」を与えるのである。馬を驚かすには、棒あるいは、馬術用の鞭の先に音のである白いプラスチックを結び付け、それを旗のように激しく振るとよい。あるいは、長いロープを馬に向かって振ったり、体を丸めて肉食獣のような恰好をしてもよい。

 

その姿勢は、素晴らしい牧羊犬でもあるボーダーコリーから学んだ。そして私は、その牧羊犬がそうするように、肉食獣の恰好をしながら、怖い目でにらみつけるのである。いずれの方法をとっても、馬は逃走し、ますます人間から逃れようとする。馬の目と耳は囲いの場の外を向き、鼻も外側の方向を向き、体は人間から遠ざかろうとして弓なりになる。そのような馬の姿勢は、人間から逃れたいという希望を示している。

しかし、馬がそのような姿勢を示している限り、人間は驚かす行為を続けて、馬にもっと心理的不安感を与えなくてはならない。だか、最終的に逃れられないことを悟った馬は、人間を見つめるようになる。それは、瞬間的な出来事になる可能性がある。だが、人間に近いほうの耳が人間に向くので、その瞬間を知ることができる。その瞬間、馬は人間を見ているのである。その時、すぐさま非攻撃態度を取り、視線を落とす、あるいは馬から逸らす必要がある。

 

旗あるいはロープを持っているときは、それを静かに地面に卸すこと。そして、馬の耳がほか方向を向いたと同時に、馬を追いかける行為を再開するのである。

人間の反応が迅速かつ明確である場合、その反応を数回繰り返すうちに、馬は人間を見つめるのが一番安全であることを学習するようになる。やがて、馬は逃走をやめ、人間を見つめ始める。その時点で、静かに馬から遠ざかり、視線を外すことによって、馬に安心感を与えるのである。

それから数分経つと、以前は捕まえるのが困難だった馬は、人間に近づいてくるようになる。だが、視線を人間から逸らしたり、逃走しようとした場合は、再び追いかけること。そして、馬が人間を見つめたり近づいてきたりしたら、非攻撃的になって馬から遠ざかるのである。

この技術を使用すれば、馬を捕まえるだけではなく、逃走する習慣をやめさせることが可能となる。また、馬が人間の後をついてくるようになるまで、この手順を継続することもできる。

 

馬を捕まえるたびに褒め、2,3回愛撫してから離してやること。ここで愛撫の代わりに餌を与えて花ならない。餌を与えると、餌のためだけに馬が人間に近寄ってきてしまうからである。

馬の行動が変化したら、いくつかの異なる場所でそのレッスンを繰り返し、馬の反応を一般化することが重要である。行動の一般化については、別の記事で詳細に説明する。

 

ここでは、負の条件付けの技術によって馬の条件反射を素早く解消することは可能だが、まず、特定の場所でそれを行う必要があること述べておくだけで十分であろう。馬の行動の変化がどの場所でも起こるようにするためには、負の条件付けのレッスンを複数の場所で反復しなければならない。

 

負の条件付けは、多くの種類の好ましくない条件反射を変える際に使用することができる。多くの馬は、鞍を付けられたときに好ましくない行動を起こす癖がある。例えば、帰る途中で、興奮し、落ち着かなくなる馬がそうである。そのような行動が起こるたびに、後躯を自由にし、数回馬を回転させて不快感を与えてやれば、最終手にには原因と結果の間に関連性が確立され、馬の行動が変化するようになる。もちろん、乗り手は非常に忍耐強くあきらめないことが肝心である。また、馬の行動を変化させるためには、乗り手の徹底した行動が求められる。だが、すべての乗り手にそのような資質があるわけではない。

 

不快な刺激を使用して負の条件付けを行わない。好ましくない習慣的な行動を修正するもう一つの方法を紹介しよう。

頭に触られるのを嫌がる馬は多い。早い時期に形成されることが多いその習慣は、誰かが馬の頭の一部を触ろうとするときにはじまる。

 

馬は、手が近づいてくるという視覚的な刺激や、頭の一部が触られるという視覚的な刺激によって恐怖を感じる。そして、頭を上げてその刺激を回避するという反応を示すのである。一般的に、背の高い馬は、頭を持ち上げるが、背の低い馬やポニーは、頭を横に動かすことが多い。いづれの場合にも、馬は恐怖を伴う刺激がなくなるという報酬を得ることになる。ほとんどの馬は、そのような経験を3回ほどすると、その行動を習慣化し、頭に触られるのを常に嫌がろうとするようになる。その行動が、後脚で立つ癖、あるいは逸走する癖に発展するケースもある。

 

そのような行動の防止には、もちろん忍耐が求められる。非威嚇的な動きで馬の頭の各部分を触り、以前説明した感受性低減の技術を使用して、馬に人間の動きを受け入れさせるのである。

しかし、この例においては、不適切な取り扱いを行ったことにより、頭を触られるのを嫌がる馬の行動が固定された習慣となった、と仮定しよう。

普通の無口頭絡を馬に付け、顔の両側にはリングを付ける。2つのリングをつないでいる鼻革は、リングが馬の門歯の上になるように、短くしなければならない。

 

そうしたら、滑らかな金属チェーン・シャンクを一方のリングに遠し、上唇の下と門歯の上の間に回してから、もい一方のリングに留める。そして、馬が頭を上げたら、そのチェーン・シャンクを引く手をすぐに緩めなくてはならない。

その際、馬が罰のみを意識することが極めて重要である。従って人間は、しゃべったり、手や腕を攻撃的あるいは、威嚇的に動かしたり、馬の目を見つめたりするなどといった、攻撃的な姿勢を取ってはならない。馬は頭に触れるのを嫌がることは、不快感につながることを即座に学習するが、それによって人間を恨むことはない。

実際、人間が被攻撃的で同情的な態度をとるならば、馬はすぐに人間を安全な存在として認識するようになるだろう。それは、馬が次のように語っているかのようである。「人間の側に立って頭を低くしていれば大丈夫だ。でも、この人間から離れようとすると痛い目にあうことになる。」

今回はここまで

次回「恐怖を伴う刺激への感受性の低減」

絶対に見てくれよな(´・ω・`)

 

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