馬の心を制御する方法#7刷り込みを発見した経緯

 

こんにちは、夏と青空が好きなSazamiです。

 

今回は、ミラー博士が刷り込みを発見した経緯です。

ではいってみましょ(/・ω・)/

ミラー博士は幼いころ、生まれたばかりの仔馬をもてあそんではいけない、と言われた。その後私はそのような考え方は北米のドグマ(教義)であることに気が付いた。ヨーロッパでは、そのような考え方はしないのである。彼らには習慣的な考え方がある。しかし、カナダとアメリカでは、仔馬に干渉すると、母馬が攻撃的になると考えられている。獣医学校では北米のドグマに反するような考えからは教わらなかったので、私はドグマを身につけたま、開業した。そして、その後5年間、オーナーに同じことを教えたのである。

私は、首が折れ曲がった仔馬や逆子になった仔馬の出産に立ち会うことがあった。

私はそのようなお産に立ち会い、分娩させる必要があった。また、真夜中にたたき起こされたが、誤報だったことや、駆け付けた時には仔馬が生まれた後だったこともある。そのようなときは、翌日出直すより、その場で仔馬が五体満足であるか、体の各部分は正しく動くか、ヘルニアであるかどうかを検査したり、浣腸したりするほうがいい。だが、生まれた直後の徹底的な身体検査を行っているとき、

「私は知らず知らずのうちに仔馬の感受性を低減し、刷り込みを行っていたのである。」

以前取り扱った仔馬に対して予防接種や寄生虫の駆除を行ったときに私は、仔馬が信じられないほどおとなしいことに気が付き始めた。そこで、動物の行動についての本を手あたり次第に読み始めたのである。コンラッド・ローレンツの本も読んだ。彼はオーストラリアの科学者で、刷り込みという言葉を作った人物である。ローレンツは当初、ガンに刷り込み現象を発見した。卵から発生したガンは、最初に目にしたものの後を追うことを発見したのである。自然界において、子ガンが初めて目にするものが人間の手、テディベア、あるいはモップになる可能性がある。当初、ローレンツは、それは鳥(すべての種類の鳥ではなく早成鳥:成長が早い鳥)にだけ見られる現象だと考えていた。早成鳥は餌にされる動物なので、自分の身を守るために完全に発達した状態で生まれてくる。ひよこ、子ガモ、七面鳥は早成鳥である。

哺乳類についても同じことがいえる。敵から逃走する必要がある被捕食動物、例えば牛、ヤギ、ヒツジ、馬、鹿などは、ある程度発達した状態で生まれてくる。それらの動物の幼獣は、見ることも聞くこともでき、子犬や人間の赤ん坊のように無力ではない。彼らは、学習する能力を備えているばかりではない。生まれてから数時間の間が、学習する能力が最も高くなっているのである。

 

今回はここまで

次回「避けるべき間違い」

絶対に見てくれよな(‘ω’)ノ

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