馬の心を制御する方法#4刷り込みトレーニングの概論

こんにちは、ビックマック炊き込みご飯を食べて見事、轟沈したSazamiです。

 

この記事は「馬の心を制御する方法(1997/10/6~11)」の資料をもとに作成しています。

基本的に原文のままですが、若干茶番が入ります。ご了承ください。

今回は、仔馬の刷り込みトレーニングの概論ということで、トレーニングの仕組みを書きます。

ではいってみましょ(/・ω・)/

 

カリフォルニア州サウザンド・オークスのロバート・ミラー博士によると、仔馬が生まれてから数時間は、仔馬の生涯にわたる行動パターンを形成する短いチャンスと規定される。ミラー博士の刷り込み技術は、世界中で応用されている。

同博士の刷り込み技術には、4つの目的がある。第1にこの技術を適切に利用すれば、仔馬と人間の間に絆が形成される。それは、安心感と信頼感の絆である。

第2に、この技術は仔馬が後に経験することになるあらゆる種類の刺激を習慣化する。例えば、背中に乗せられる鞍、耳の周りを動く電気バリカン、(頭にバリカンすんの?モヒカンか?)脚を持ち上げる装蹄師などが与える刺激である。

第3に、ほかの刺激に対する感受性を確立させる。例えば、右の脇腹をそっと突かれたときに左に動くとか。

第4の目的は、服従を教えることである。(・∀・)イイネ!!
つまり、人間を好意的なリーダーとして受け入れさせるのである。

この技術は、それ自体革新的なものではない。成馬にも、刺激に対する反応を教え込むことは可能である。だが、その場合はトレーニングに数週間も数か月もかかってしまう可能性がある。既存の刺激を上書きしなければいけないのだから。ミラー博士は、仔馬が立ち上がって哺乳する前に条件反射のトレーニングを開始する。「馬はもちろん、学習する能力を備えている。しかし、生まれてから数時間の間が馬の生涯で最も学習する能力が高い」とミラー博士は説明している。同博士によると、生後2週間のうちにいくつかのフォローアップ・セクションを行うのが理想的である。

 

 

 

 「最良の結果を引き出すためには、最初のトレーニング・セッションを分娩直後に行う必要がある。それは、刷り込み期と呼ばれる時期である。」

 

 

 

もちろん、妊娠した馬を事細かに観察し、生まれたばかりの仔馬が初めて呼吸する瞬間に立ち会おうとする人は多くないだろう。だが、分娩後72時間以内に刷り込みのプロセスを行えば、効果はある。

ミラー博士は、その分娩後72時間以内を『臨界学習期』と呼んでいる。

同博士は、72時間以内であっても、早ければ早いほど刷り込みトレーニングの効果は高くなる、と説明している。

 

 

 「分娩直後の刷り込み技術は、生まれたばかりの仔馬に干渉すべきではない」

 

世界中でそうした考え方が浸透しているので、刷り込みトレーニングはそれに反しているため、1961年に初めて刷り込みトレーニングを開始したミラー博士は多くの批判にさらされた。そうこうするうちに、刷り込みと動物の行動についての知識を広めることが、ミラー博士の第2の職業になった。

彼は6年間、刷り込みについての情報を求める声に励まされ、臨床獣医師としての生活に終止符を打ったのである。刷り込みトレーニングの手順は比較的簡単である。

ミラー博士は、多くの書籍とビデオの中で、そのトレーニングについて解説している。

 

ミラー博士の現在の懸念は非常に多くの人々が刷り込みトレーニングについての情報を間接的に(人づてに)入手していることである。このトレーニングを適切に行わない場合、その結果はミラー博士が意図していることの正反対になる可能性がある。つまり、感受性を低減すべき場所の感受性を高めてしまったり、仔馬の尊厳を得ることに失敗してしまうのである。

 

 

今回はここまで。

次回は「絆の形成」

お楽しみに

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