馬の心を制御する方法#3トレーニング方法(続)

 

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

馬の心を制御する方法シリーズです。何かと更新をさぼってしまっているので、今回から資料原文のまま投稿します。ご了承ください。(時折、茶番は含まれます)

 

感受性の低減においては、仔馬の耳を撫で、脚を持ち上げ、たたく作業を行う。また、取扱者は仔馬の口と鼻孔に指を入れると共に、ゴム手袋を着用し、アナルプレイをする。各部分の感受性の低減を図る。

 

感受性低減のプロセスにおいては、それぞれの刺激に対して仔馬が恐怖の反応を示さなくなり、体がリラックスした状態(刺激を完全に受け入れた状態)になるまで、刺激を繰り返すことが重要。

刺激に対する馴化が確立されるまでは、刺激を30~50回、ときにはそれ以上、反復することが必要になる。仔馬がもがいても、仔馬が抵抗しなくなるまで刺激を与え続けること。

決して「カワイソー」とかゆう理由で中止してはならない。それこそ今後の馬の将来にとって「カワイソー」になるのである。

 

『刺激を与えるのを中止したり、仔馬が人間及び刺激から逃走した場合は、不適切な行動パターンが固定化されることがある。』

そうミラー博士は説明する。

2回目および3回目のセッションでは、仔馬の行動は制御されるものの、勃っていなければならない。
ミラー博士は、各セッションを15分の作業に分割し、その間で休憩を取ることを勧めている。

 

2回目のセッションは、感受性低減のレッスンの復習からスタートするべきだが、大半の時間は、
”馬の特定の部分”の感受性を強化をして、望ましい行動を引き出す作業をする。仔馬には、胸に加えた圧力に反応して後退させること、あるいは脇腹に加えた軽い圧力に反応して後躯を横方向に移動させることを教えることができる。仔馬が希望通りの方向に移動したら、その報酬として圧力を加えるのを直ちに中止すること。そのレッスンは、仔馬が行う初期のトレーニングの基礎となるものであり、仔馬の誘導、方向転換、枕などへの拘束を可能にするものである。

 

生後3日目に行う最初のセッションは、初期のレッスンを強化するための感受性低減/強化の復習を行う。この段階では、仔馬と母馬を一緒に馬運車に載せてもいい。

ミラー博士がセミナーやビデオで説明するそれらの刷り込みトレーニング方法は、ミステリアスな方法でも、実施が困難な方法でもない。しかし、望ましい反応を得るためには適切に実施する必要があることから、トレーニングのプロセス、仔馬の学習プロセス、そして追及する最終結果については、完全に理解しなければならない。

博士は、自分自身で数百頭の仔馬を扱い、数千頭の仔馬のトレーニングについての報告を受けているが、その中で望ましい結果得られなかったケースは3つしかない。その3つのいづれのケースにおいても、失敗の原因は取扱者が急ぎすぎたことである。

その3つのケースでは、何らかの原因で、望ましい行動とは逆の行動が固定化されたのである。従って取扱者は十分な心の準備を行い、仔馬が刺激を受け入れるまで、つまり、刺激に馴化されるまで、仔馬を制御することが重要なのである。

ミラー博士は、まとめて次のような言葉を述べている。「いい反応を得るのが容易であると同様に、問題もすぐに発生する可能性がある。しかし、適切なトレーニングを実施すれば、望ましい結果は必ず得られる。

 

今回はここで終了です。

 

次回「刷り込みトレーニングの概論」

絶対に見てくれよな!

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